2013/08/07

【道路】ロードスイーパーに親子で体験試乗 都道路整備保全公社

親子でロードスイーパーに体験試乗--。5日、東京都北区の王子自動車学校で東京都道路整備保全公社(山口明理事長)が主催する「夢のみち2013」親子体験ツアーが開かれた。
 日々の道路清掃事業を担っている東京道路清掃協会(蛭田信宏会長)の協力で、ロードスイーパー(路面清掃車)や散水車、ごみ運搬車などが現地に集結。夏休みを迎えている小学生など、計25人の子どもたちが体験試乗した。


散水車も登場
道路清掃は、交通量の少ない夜間に実施するため、普段は目にすることのない“働くロードスイーパー"に子どもたちは興味津々。
 体験試乗の前に行われたデモンストレーションで、自動車学校の2階から実際の“道路清掃の現場"を目の当たりにした子どもたちは、ロードスイーパーを自在に操る熟練の技術力と散水車から放出される水の勢いに歓声を上げて喜んだ。
 ロードスイーパーに試乗した大田区の伊藤桜勢くん(7歳)は「普通の車よりも(目線が)高かった。(デモンストレーションを見て)普段、どんな車が道路をきれいにしているのか分かった」と笑顔で話し、一緒に訪れていた保護者からも「子どもにとっていい経験になる」との声が寄せられるなど、親子双方に貴重な社会見学の機会になった。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年8月7日

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