2013/05/14

【受注】約500億でウランバートル新国際空港 三菱商事と千代田化工

三菱商事と千代田化工建設は、モンゴル民間航空局の新ウランバートル国際空港建設工事を受注した。日本の技術と資金を活用するSTEP円借款で、受注金額は約500億円。首都ウランバートル南西約50㎞の大草原に、ICAO(国際民間航空機関)基準を満たす新国際空港を建設する。約300万m3の土工事、大型機の離発着が可能な3600m級滑走路の整備、年間200万人が利用可能な延べ3万3000㎡の旅客ターミナルビルなどの建設が含まれる。
 工期は43カ月だが、冬季は屋外工事ができないため「実質的には28カ月という非常にチャレンジングな工程」(三菱商事)となる。
 三菱商事は、フィリピンやインドネシア、ウズベキスタンなどで円借款による空港建設の実績がある。千代田化工も成田国際空港や東京国際空港、サウジアラビアのリヤド国際やダンマン国際空港など国内外の給油設備などで実績がある。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年5月14日

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