2013/05/30

【BIM】一歩先ゆくBIMセミナー DWG互換CADも紹介

トータル・システム・テクノロジー(TST)、ジェイドラフ(JDraf)は29日、東京都千代田区の秋葉原UDXシアターで「BIM最先端情報セミナー」を開いた。急速に普及するBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)を背景に、会場を埋め尽くす170人が来場した。
 BIMの拡大に加え、国土交通省ではCIM(コンストラクション・インフォメーション・モデリング)の試行導入がスタートし、3次元設計の流れが拡大している。セミナーは一歩先を行くBIMを実現するために企画された。
 基調講演した中元三郎安井ファシリティーズIPDビジネスモデル推進ジェネラルマネージャーは総合的BIM利用のノウハウを紹介、山際東ビム・アーキテクツ代表は設計効率化に向けたBIMのデータマネジメントについて事例を交えて紹介した。また、セミナー後には新製品発表会として、BIMやCIMのデータ作成に欠かせないDWGファイルの互換CAD『JDraf』が紹介された。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年5月30日

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