2013/05/28

【企業】六本木ヒルズ屋上庭園で田植え 森ビルが11回目を実施

森ビルは25日、六本木ヒルズ(東京都港区)のほぼ中央、地上約45mに位置する屋上庭園の水田で、開業以来11回目となる田植えイベントを開いた。居住者のほか、オフィスや店舗に勤める家族など約125人が素足で水田に入り、歓声を上げながら苗を植え付けた。都心の屋上庭園から地方文化を発信する取り組みとして、今年度は新潟市と連携し、酒米を作付けするなど新たな取り組みも盛り込んだ。
 「普段食べている米がどう育つか知りたかったので参加した」という初参加の女性は、「素足で作業することに驚いたが、普段はビルに囲まれて生活していて土を触る機会はめったになく、癒しになった」と語っていた。この日は、太鼓と笛を5人組で演奏する新潟の郷土芸能「万代太鼓」も披露された。
 同社は、「その地方ならではの伝統や文化などに直接触れてもらい、興味を持つきっかけとなるように、今後も継続していきたい」としている。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年5月28日

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