東京都都市整備局は、港区にある竹芝地区の都有地約1.5haを活用してまちづくりを進める都市再生ステップアップ・プロジェクトの事業予定者として、東急不動産を代表企業に鹿島と久米設計で構成するグループ「Team竹芝の大樹」を選定した。今年度中に基本協定を締結する。15年度に着工し、19年度の完成を目指す。
事業対象地は、港区海岸1-20-9ほかの東京都公文書館跡地、東京都計量検定所跡地および都立産業貿易センター浜松町館跡地の計約1.5ha。
開発に当たっては都市再生特別地区を活用する。
計画では、計量検定所跡地と産業貿易センター跡地に業務や商業のほか、産業振興の拠点となる新産業貿易センター、コンテンツ関連施設などで構成する複合施設を整備する。規模は地下2階地上26階建て延べ約10万4095㎡を見込む。
また、公文書館跡地には賃貸住宅や商業、外国人に対応する保育所、サービスアパートメントなどで構成する施設を建設する。規模は19階建て延べ約1万4234㎡を想定している。
事業期間は70年。建設と除却工事を加えた期間を土地の貸し付け期間とする。事業者は都による既存施設の除却後、順次、都有地を借り受け、施設整備に入る。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年5月31日
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