淀川製鋼所は10月4日から11月3日の期間中、同社所有でフランク・ロイド・ライト設計の国指定重要文化財「ヨドコウ迎賓館」=写真=の竣工90周年記念イベントを開催する。
1918年、灘の酒造家である山邑(やまば)太左衛門が娘婿の友人であった建築家・遠藤新を通じ、帝国ホテルの建築のため来日していたライトに設計を依頼、6年後の24年に完成した。47年に同社が購入し接客の場として使用したため「迎賓館」という名称になった。74年に国の重要文化財に指定されたことをきっかけに保存修理を経て一般公開を始めたが、95年阪神・淡路大震災で被災、再度の修理を経て一般公開にこぎつけ現在に至る。
イベントでは、迎賓館の歴史やライトの業績を振り返るパネル展のほか、建設当初に使用されていた家具の復元展示を行う。また、期間中の土曜日は開館時間を延長し、館長の解説による夜間見学会も実施される。
場所は、兵庫県芦屋市山手町3-10。入館料は大人・大学生500円、小中高生200円、団体割引あり。
問い合わせは、電話0797-38-1720。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)
1918年、灘の酒造家である山邑(やまば)太左衛門が娘婿の友人であった建築家・遠藤新を通じ、帝国ホテルの建築のため来日していたライトに設計を依頼、6年後の24年に完成した。47年に同社が購入し接客の場として使用したため「迎賓館」という名称になった。74年に国の重要文化財に指定されたことをきっかけに保存修理を経て一般公開を始めたが、95年阪神・淡路大震災で被災、再度の修理を経て一般公開にこぎつけ現在に至る。
復元された家具 |
場所は、兵庫県芦屋市山手町3-10。入館料は大人・大学生500円、小中高生200円、団体割引あり。
問い合わせは、電話0797-38-1720。
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