2014/09/28

【現場の逸品】JWユーザーに朗報! 『JDraf2014』なら操作方法もそのままでDWG形式に

DWGファイル形式との互換CAD 『JDraf2014』の使い勝手がさらに増しそうだ。発売元のジェイドラフ(東京都新宿区、宮田信彦社長)は10月1日から、国内最大のユーザー数を誇るJW-CADの操作方法にも変更できるモードを搭載するなど、各種の機能を充実するフリーオプションプランの提供を始める。

 従来からJW-CADのファイル形式JWWをDWG形式に変換する機能は搭載していたが、JWユーザーにとってはCAD自体の操作に馴染みがなかった。そこでDWGのAutoCAD、JWWのJW-CADそれぞれの操作感を選べる新モードを搭載した。
 そもそもJWは、マウスの操作が通常のCADと大きく違う上、レイヤー表示や作図時の崩落処理も独特の操作方法を用いている。JWに馴れたユーザーは他のCADが使えないと言われるほど独自性にこだわっている。JWモードの搭載はJDrafユーザーの満足度を高める目玉の機能になりそうだ。
 1日から提供を始めるフリーオプションプラン「JDraf Works」では、通常2、3ステップかかる操作を1ステップに短縮できる新ツールを20種類以上導入するほか、SXF図面の読み込みや書き出しが可能な機能も強化した。破断記号や地盤記号、隅切り、クロソイドの作成など土木製図に必要なツールも搭載する。
 JDrafは最新のDWGファイル利用技術による高い互換性を確保するとともに、フルカスタマイズも可能だ。ユーザーにとってはCAD環境構築のために蓄積した資産を再利用することで、無駄な投資も避けられる。発売から1年半近くが経過し、これまでに1000社以上に導入されている。
 フリーオプションはhttp://www.jdraf.comでダウンロードできる。問い合わせは同社・電話03-5312-8250。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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