2014/09/18

【建築】日本真珠会館の保存に向けJIA兵庫、兵庫設監がセミナー開催 10月6日

日本建築家協会(JIA)近畿支部兵庫地域会(長尾健会長)と兵庫建築設計監理協会(瀬戸本淳会長)は、10月6日午後6時30分から神戸市中央区のフォアベルクホールで兵庫近代建築セミナー2014「日本真珠会館を知っていますか?」を開く。参加費(資料代)は500円(税込み)。参加申し込みは30日まで、ファクス(078-332-1253)か電子メール(jia-hyogo@h9.dion.ne.jp)で受け付ける。

 セミナーでは同会館保存の機運醸成のため、設計した故光安義光氏を父に持つ建築家の光安義博氏が設計意図と機能を解説するほか、梅宮弘光神戸大教授や花田佳明神戸芸術工科大教授が講演する。
 日本真珠会館(RC造地下1階地上4階建て延べ1778㎡)は、神戸の真珠取引の拠点として兵庫県などが建設、1952年に完成した。2003年にDOCOMOMO日本支部の「日本のモダニズム建築100選」にリストアップ。05年には国の登録有形文化財指定も受けている。
 現在、JIA兵庫地域会と兵庫設監の事務局が入居している。4月に所有する日本真珠輸出組合が建替案を提示したこともあったが、両協会の反対もあり、現在協議を進めている。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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