2014/09/06

【現場の逸品】ヘッドライトの4倍先を見通すFLIRのナイトビジョン「パスファイン ダーII」

熱画像赤外線カメラメーカーのフリアーシステムズが、新しい赤外線ナイトビジョンシステム「パスファインダーII」を発売した。車両の自動検知システムで、夜間に使用した場合、ヘッドライトで照らした状態より最大で4倍も遠くにいる人や物体を確認できるという。

 独自の夜間歩行者検知機能が盛り込まれていることで、車両の進路に近づく人や物体を素早く検知し、アラームで運転手などに知らせる。警察や消防などの緊急車両だけでなく、暗闇や粉じんの中も見通せるため、鉱業用や工事用の車両にも有効なシステムとして売り込む。
 通常、ヘッドライトでは正面の140m先しか見通せず、逆に対向車が迫ってきた際にはヘッドライトの光に視界が効かない場合もある。同社は「真っ暗闇でも遠くまで見通せることから、運転時に余裕が生まれ、緊急時の対応力が格段に増す」と説明する。工事現場などの安全対策としても活用できそうだ。
 問い合わせは販売代理店コーンズテクノロジー・電話03-5427-7568。
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