2014/09/30

【建設若者塾】若手交流の合宿開催! 降籏達生氏の講義も魅力

中部圏の各建設業協会などで構成する中部圏建設広報ネットワーク協議会は10月3、4の両日、邦和セミナープラザ(名古屋市港区)で、入職3年以内の建設業従事者を対象とした「建設若者塾」を開く。岐阜、静岡、愛知、三重各県から計46人が参加する1泊2日の合宿で、若者の地域内交流やネットワークづくりを促す。建設業団体が県域を越えて連携し、建設業で働く若手の交流を深める研修を行うのは全国初の試み。

 1日目は、まず中部地方整備局の八鍬隆局長が講話。自己紹介などをはさんで、東海工業専門学校金山校の野村種明教務部長が、建設業で働くことの社会的意義について講演する。
 次いで、ハタコンサルタントの降籏達生代表取締役が、「建設業で本当にあった心温まる物語」を紹介するほか、「ダントツすご技職人になるための計画作成」「親方への感謝の手紙」の書き方を指導。講義後の交流会では、腕相撲大会といったレクリエーションを行い、参加者同士の親睦を深める。
 2日目は、現地研修として中日本高速道路会社の一宮道路管制センターと、名古屋市が建設を進める名古屋城本丸御殿を見学。その後、グループ討議を行い、解散する。
 次回の建設若者塾は、2015年5月の大型連休明けに開催する予定だ。
 同協議会は、建設業の魅力を発信し、若年者の入職を促進するため、日本建設業連合会中部支部と岐阜、静岡、愛知、三重の各県建設業協会が、全国に先駆けて13年11月に設立。オブザーバーとして、建設産業専門団体中部地区連合会と中部整備局、愛知労働局、愛知県建設部が参画している。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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