2014/09/25

【BIM設計コンペ】学生諸君、ArchiCADを駆使せよ! 審査委員長は隈氏

とちぎ建設技術センターは、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフトウエアによる3次元モデルデータを使用した「マロニエ学生BIM設計コンペティション」を開催する。建築家・隈研吾氏が審査委員長を務め、建築デザインの分野でも欠かせないパートナーとなってきたコンピューターを駆使し、グローバルな視野とフレッシュな視点を持つ未来のデザイナーの発掘を目指す。

 関東1都6県に所在する大学、大学院、専門学校に在籍する学生が対象で、10月5日までオンラインエントリーで参加を受け付けている。同11日に課題を発表し、24時間以内に「ArchiCAD(学生版)」で作成した3次元モデルデータを提出する。同19日に開く「おらがまちフェスティバル」で審査結果を発表し、表彰式を実施する。
 今回のコンペティションで使用するBIMソフトウエアは、グラフィソフト社のウェブページからダウンロードできるほか、操作方法などを修得するためのセミナーやトレーニング、オープンキャンパスの開催も予定している。
 最終審査会と結果発表、表彰式は、「おらがまちフェスティバル」の特別企画「世界的建築家の最前線デザインとその技術」の一部として実施する。この中で、隈委員長や審査委員を担当する建築家の内山美之氏(ザハ・ハディド・アーキテクツ)、池田靖史氏(慶應大教授)による特別講演、てい談も企画している。
 共催は栃木県建築士事務所協会。協賛はグラフィソフト、ダッソー・システムズ、兼松エレクトロニクスの3社。後援は、日本建築学会関東支部、栃木県建築士会、日本建築家協会関東甲信越支部栃木地域会、栃木県建設産業団体連合会、栃木県建設業協会、栃木県設備業協会の6団体を予定している。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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