2016/03/05

【東洋建設】自航式多目的船「AUGUST EXPLORER」の模型展示 「WIND EXPO2016」で3/4まで


 東洋建設は、2日に東京ビッグサイト(東京・有明)で開幕した国際風力発電展「WIND EXPO2016」で、建造中の自航式多目的船「AUGUST EXPLORER(オーガスト エクスプローラー)」の模型などを展示している。模型は洋上風力発電施設の施工を想定し、大型部品を複数積んでいる=写真。

 8月に完成予定のオーガスト エクスプローラーは長さ90m、幅27mの大型船で、最大吊能力500t、最大積載荷重は3500t。定員50人を超える居住区と925㎡の広いデッキスペースを備え、遠く離れた海域でさまざまな作業に対応できる。3カ月程度の遠洋作業が可能な航海能力を備える。
 最新鋭の定点保持機能(DPS)を搭載し、強い潮流域や強風時にも定点保持が可能。洋上風力発電施設の設置に加え、遠隔離島での海上作業、深海域の魚礁設置、海底ケーブル敷設、調査業務などに投入する方針だ。
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