営業速報! 「宇宙戦艦ヤマト 建造準備および発進準備工事」を入手。前田建設ファンタジー営業部

　前田建設ファンタジー営業部は、松竹が７日からイベント上映している新作アニメ『宇宙戦艦ヤマト２１９９』に関連して、ヤマトの建造準備と発進準備工事の実現検討業務を受託した。アニメの中に前田建設が登場するわけではないが、発注者である「国連宇宙軍」が２１９９年、性能発注方式で前田建設に特命で依頼したという架空のストーリーに沿って検討を進める。検討結果は、ホームページで６月まで数回にわたって公開していく予定だ。

　ファンタジー営業部と宇宙戦艦ヤマト２１９９製作委員会の共作となるサイドストーリー上では、前田建設は２０世紀から２２世紀まで総合建設業を営む老舗の建設会社。地下都市の新設や拡充、維持などの業務を展開していた中、国連宇宙軍から宇宙戦艦ヤマトの建造準備と発進準備工事の依頼を受ける。要求する機能や性能のみが示され、構造物のスペックや施工手順は一任されたという想定だ。
　ヤマト建造準備工事では、地下都市部で敵に発見されないようヤマトを建造する。一方の発進準備工事では、ヤマトが艦体上部や周辺の土地を押しのけてスムーズに発進できるよう土質・岩質を把握し、必要に応じて置換・改良工事を実施する。また、発進時のメーン・補助エンジンなどの強力な推進力を受け止めるための土質改良も実施。艦首を持上げた状態で発進できるようにする工夫も必要だ。
　ドラマチックなヤマトの発進シーンに技術的な裏付けを与える作業でもあり、ファンタジー営業部は「宇宙戦艦ヤマト２１９９の世界観を尊重し、ヤマトファンの方にも満足いただきながら、同時に建設業の技術やノウハウ、そして建設業の面白さを伝えるべく努力していく」としている。
　検討結果は『宇宙戦艦ヤマト２１９９』の公式ホームページ（http://yamato2199.net/）、ファンタジー営業部ホームページ（http://www.maeda.co.jp/fantasy/index.html）で随時公開していく。

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