東京電力は2012年度供給計画をまとめた。福島第一原子力発電所7・8号機の計画は中止し、東通原子力発電所1・2号機の運転開始時期は未定とした。電源開発計画では五井LNG(液化天然ガス)火力発電所や、神流川水力発電所の着工準備を進める。
公表した電源開発計画などは以下のとおり(①概要②運転開始時期)。
=電源開発計画=
〈火力〉
▽常陸那珂2号(石炭)=①出力100万㌔ワット②13年12月▽広野6号(同)=①出力60万㌔ワット②13年12月▽川崎2号系列(LNG)=①出力192万㌔ワット②13年2月、16年7月、17年7月▽五井1号系列(同)=①出力213万㌔ワット②22年度以降。
▽千葉3号系列=①出力150万㌔ワット②7月までにガスタービン3機、14年7月までに蒸気タービン3機▽鹿島7号系列(同)=①出力124・8万㌔ワット②7月までにガスタービン1機、14年6月までに蒸気タービン3機。
〈水力〉
▽葛野川3号、4号(揚水式)=①出力80万㌔ワット②3号は22年度以降、4号は14年5月▽神流川2号、3~6号(同)=①出力235万㌔ワット②2号は7月、3~6号は22年度以降。
〈風力〉
▽東伊豆風力=①1万8000㌔ワット②14年度。
=送電設備計画=
▽西上武幹線新設=①電圧500ボルト、亘長110・4㌔②14年6月▽川崎豊洲線新設=①電圧275ボルト、亘長22・2㌔②16年11月▽千葉葛南線新設=①同、亘長30・7㌔②14年4月。
=変電設備計画=
▽新茂木変電所増設=①電圧500㌔ボルト、容量1500メガボルトアンペア②13年4月▽京浜変電所取替=①電圧275㌔ボルト、容量450メガボルトアンペア②13年6月▽代官山変電所新設①電圧275㌔ボルト、容量600メガボルトアンペア②22年以降。
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