東武鉄道は「とうきょうスカイツリー駅」(旧業平橋駅)を20日にリニューアルオープンする。5月22日の東京スカイツリータウン開業に向け、駅コンコースの拡大や改札口の増設といった改修工事を実施。施工は鹿島・東武谷内田建設JVが担当した。 リニューアル工事では、駅正面と東口の計2カ所に改札口を増設。ホームへの乗換階段も計3カ所に増やした。駅コンコースの床面積は、従来の60㎡から700㎡に広げた。ホーム中央には、定員30人の大型エレベーターも設置した。
改修前のホーム屋根骨組を生かした膜屋根を採用し、自然光のあふれる空間を創出。東京スカイツリータウンに導入されている地域冷暖房システムを、駅コンコースの空調に活用する。屋根や高架上に降った雨は、トイレの洗浄水に再利用する。構内の照明はすべて、LED(発光ダイオード)化した。同タウンに面した壁をガラスサッシとすることで、開放感・一体感を演出する。
サービス面ではコンシェルジュを新たに配置し、来訪者をもてなす。駅構内の壁面には、東京スカイツリーのデザイン監修者でもある彫刻家、澄川喜一氏制作のパブリックアートも設置する。
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