パシフィックコンサルタンツが事務局を務めるスマートコミュニティプロジェクト研究会(代表・横山隆一早大教授)は20日、東京・西新宿の同社新宿オフィスで第2回会合を開き、地方自治体での取り組み状況を報告したほか、菅直人前首相(自然エネルギー研究会顧問)が講演した。菅氏は再生可能エネルギーの固定価格買取制度について、比較的高い価格が設定される可能性を示唆した=写真。 菅氏は「最近の自然エネルギー活用事例」と題して、国内外の動きを紹介した。デンマークでは、風力で発電した電気を使って水素をつくり各家庭にパイプで供給、燃料電池で暖房などに利用している事例を説明、興味深かったと述べた。 国内でも九州大学が水素を安全に利用する研究に取り組んでいると指摘、「再生可能エネルギーはイノベーションの宝庫で、日本が最も得意とする分野だ」と強調した。 同研究会はエネルギーの地産地消と地域の活性化などを検討、建設関係では大成建設も参加している。
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