2012/04/20

7棟延べ25万㎡の北品川五丁目再開発が起工 施工は大成、西松、藤木

 北品川五丁目第1地区市街地再開発組合(井上裕之理事長)が建設する同再開発事業の起工式が19日、現地で開かれた。2015年5月末には、東京都品川区のJR大崎駅東側約3・6haに、7棟総延べ24万9790㎡の大規模複合施設群が誕生する。設計は日本設計、施工は大成建設、西松建設、藤木工務店が担当する。

 特定業務代行者は、代表企業を三井不動産、幹事企業を大成建設とし、西松建設、藤木工務店の計4者で構成するグループ。事業協力者として三井不動産と大成建設が参画している。
 事業では、道路や公園などの都市基盤施設の整備にあわせてA-Eの計5街区に7棟の施設を整備。A1、A2棟(A街区)とC1棟(C街区)は大成建設、D棟は西松建設、C2棟(C街区)とE棟(E街区)は藤木工務店、B棟は大成建設が施工を担当する。
 A1(超高層業務)棟はRC・S造地下2階地上31階建て延べ9万1957㎡規模で、事務所・店舗からなる。A2(高層住宅)棟はRC造18階建て延べ1万2446㎡。B棟はRC造2階建て延べ約350㎡の地域交流施設となっている。
 C1棟(高層業務棟)はRC・S造地下2階地上20階建て延べ4万2768㎡規模。事務所と店舗、産業支援交流施設などが入る。C2棟(工場棟)はS造4階建て延べ3167㎡規模を想定している。
 D棟(超高層住宅棟)の規模は、RC造地下2階地上40階建て延べ約9万3009㎡。住戸のほか、店舗や子育て支援、地域コミュニティー施設などを備える。E棟はS造2階建て延べ4213㎡規模。
 施行区域は北品川5丁目地内の約3・6ha。

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