武田薬品工業湘南研究所 |
コンクールは、日本を始め米国、英国、スペイン、韓国など7カ国のCM協会で構成する「国際CMフォーラム」が主催した。数十社が参加し、日本からは3社の応募があった。今回が2回目のコンクールで日本企業が受賞したのは初めて。
3月13日に韓国・ソウルで開かれた最終選考には、8社が公開プレゼンテーションを行った。同社はCMの統括管理マネージャーを務めた川原秀仁常務が壇上に立ち、事業や発注のフレームワークから建設、運営調整まで足掛け5年間にわたる取り組みを紹介した。
グランプリは韓国企業に輝いたものの、独特な日本の建設生産システムにおいて、発注者を含むプロジェクト関係者間の密な連携を実現した同社のマネジメント手法は「ジャパン・オリジナル」として絶賛された。川原常務は「当社を代表するCMプロジェクトであり、総合マネジメント力の部分を評価してもらえた点が光栄だった」と喜びを語る。
同プロジェクトは総延べ約31万㎡に達する世界最大級の研究所施設で、設計はプランテック総合計画事務所、建築工事は竹中工務店が担当。CM業務は山下設計と山下PMCが手掛けた。工事は2011年3月に完成、CMは同年12月に業務を完了した。
『建築のプロが悩むCM法律問題Q&A』 日本コンストラクションマネジメント協会著 AmazonLink
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