静岡県東部で遊技施設などを経営するフジコー(同県三島市)は、 同市東部に人道つり橋としては国内最長となる全長400mのつり橋「箱根西麓・三島大吊橋」を建設する。 設計は長大が担当。施工者は5月末にも決定する見通し。順調に進めば、2013年1月に着工し、15年9月の完成、同年12月の供用を目指す。
17日に同市笹原新田の建設地で地鎮祭を開き、造成工事に着手した。造成工事は山本建設・臼幸産業・中林建設JVが担当している。
つり橋は山林約4・8haを整備して建設する。形式は単径間無補剛吊橋、長さ400m、幅1・6m、高さ73m。完成すれば、現在日本一の長さを誇る大分県九重町の「九重“夢”大吊橋」を10m上回る。
富士山や駿河湾を一望できるつり橋を目玉に、同市に観光客を呼び込むのが狙い。約380台収容の駐車場や地場産品を販売する施設なども併設する。総事業費は約30億円を見込んでいる。
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