2014/12/08

【高校生建築コンペ】東建会長賞は橋本君の「集う家」(都立工芸高) 東建

東京建設業協会(飯塚恒生会長)は、東京都都市整備局との共催により新宿駅西口広場イベントコーナーで6日まで開いた東京都建設系高校生作品コンペティション2014の東京建設業協会会長賞に、都立工芸高校インテリア科3年生、橋本多聞君の「集う家」(模型部門)=写真=を選んだ。5日、飯塚会長が会場を視察し、「良い作品がたくさんある。若い人に見てもらって、興味を持ってもらえれば」と話した。

 今回は建設模型、製図、実習、家具、工芸、ポスターの6部門に、19校から130作品の応募があった。授賞式・記念講演会は、2015年2月26日に東京都新宿区の東京都庁都民ホールで開催する。
 会長賞に選ばれた「集う家」は、家族の交流をコンセプトに、1階の壁を少なくしてリビングに吹き抜けの大空間をつくることで、平面・立体の両面で家族がコミュニケーションを取りやすくした点が特徴。在来軸組工法で、100分の1の模型を作製した。

会場を視察する飯塚会長
会場を訪れた飯塚会長は、東建職員の説明を聞きながら展示された全作品に目を通し、作品の精度の高さに感心していた。
 コンペでは会長賞のほか、最優秀賞6作品(ポスター作品含む)、審査員特別賞5作品(同)、CCI東京特別賞6作品、優秀賞8作品の計26作品(ポスター4作品含む)が選ばれた。
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