2014/02/07

【復興餃子】月産600万個! 宮城県塩竃市に工場 雇用確保も

左から村井知事、浜本社長、佐藤昭市長
ギョーザ製造業の東京タイガ(東京都足立区、浜本正治社長)は4日、宮城県と塩竈市との工場立地協定を締結した。同市にある水産加工団地内に総事業費5億円を投じて延べ1050㎡の新工場を建設する。4月にも着工し、10月に完成させる。12月の稼働開始を目指す。
 HACCP(危険分析重要管理点方式)に対応した工場を新設し、宮城県内産の食材を使った復興餃子を月600万個ほど製造する予定だ。地元から10人程度を雇用する。
 建設地は同市新浜町3丁目115-5の敷地4000㎡。
 協定調印後に会見した村井嘉浩知事は「塩釜地域の経済の活性化と雇用の確保、県全体からの材料調達に期待している」と歓迎の意を示した。浜本社長は「復興を支援する中で工場被害が多い塩釜に立地を決めた。資材関係の心配もあるので引き続き協力をお願いしたい」と語った。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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