2014/02/22

【fib賞】竹中が連続受賞 150Nコンクリを採用した「パークシティ武蔵小杉」

竹中工務店が設計施工を手掛けた『パークシティ武蔵小杉』(=写真、川崎市中原区)が、2014年国際コンクリート工学連盟(fib)賞の最優秀作品賞を受賞した。世界的に優れたコンクリート構造物を4年に1度表彰する制度で、同社は10年に続き連続受賞となる。
 パークシティ武蔵小杉は59階建ての超高層RC造マンションで、国内で初めて150ニュートンの超高性能コンクリートを採用し、制震装置と組み合わせた。建設当時は国内最高階数を記録。また、躯体のプレキャスト化によって、生産性の向上や品質の安定も実現している。構造実験や施工実験を経て実施工にのぞんだ点などが評価され受賞した。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

Related Posts:

  • 【日立住友重機械建機クレーン】最大吊り上げ能力200t! 輸送コストも軽減した「SCX2000-3」販売  日立住友重機械建機クレーンが、最大吊り上げ能力200tの新型全油圧式クローラクレーン「SCX2000-3」=写真=の販売を始めた。ロアフレームの剛性を向上したほか、ブームフート幅を従来機比約40%増に拡大したことで、ブーム剛性を大幅に高めた。こうした高剛性化により「ブームの揺れやたわみが低減され、より高精度で安定した作業を実現する」。  クレーン性能を高める一方で、輸送ニーズの変化を踏まえた輸送組立性を重視したことも特徴だ。走行条件で有… Read More
  • 【現場の逸品】高層現場で大活躍! クレーンブームに無線中継器つけて、通話改善  「これなら無線通話がとぎれてしまう心配はない」と、谷沢製作所(東京都中央区)の池田利夫営業部通信営業課技術営業担当マネージャーは力を込める。同社が開発した大型クレーン用の無線システムは、ブーム先端に無線中継器を置くという初の試み。「先行販売したユーザーからも好評を得ている」と自信満々だ。年間500セットを目標に販売を始めた。  これまではクレーンの操作室付近にアンテナを設置し、無線通話を行ってきた。建築プロジェクトの大型化が進み、建築物… Read More
  • 【働きかた】身近だった現場へひるまず一直線! ジョンソンコントロールズ・風間亜美さん  昨年4月入社の1年目。半年の研修期間を経て、建設現場で計装工事の施工管理を担当する部署に配属された。技術系では男性も含め、メンテナンスや設計部門の方が人気が高いが、自らの希望どおり、念願だった現場勤務の道を歩み始めた。  新卒の率先した現場志望は社内でも珍しいと評されるが、その動機は既に幼少期から芽生えていた。「祖父や父親が建築関係の仕事をしていて、小さなころからよく現場に連れて行ってもらいました。上棟式に参加したことなどを覚えています… Read More
  • 【障がい者スポーツ体験】鈴の音を頼りにゴールを狙え! ロンドン大会金の安達阿記子選手と80人が参加  清水建設は、埼玉県川口市の市立戸塚スポーツセンター体育館で11日に開かれた「楽しい!からはじめよう『みんなのスポーツ』障がい者スポーツ体験会in埼玉」に協賛した。参加した約80人は、アイシェードで目隠ししながら鈴入りボールでゴールを競い合う「ゴールボール」を体験した。  主催は、障がい者スポーツの振興事業を展開するNPO法人のSTAND(東京都渋谷区、伊藤数子代表理事)。2016年7月の札幌に続く16年度2回目の開催で、埼玉県内では初… Read More
  • 【松浦建設ら】バケット操作もできたよ! 保育園児ら興味津々の護岸工事見学会  松浦建設(千葉県野田市、松浦信一社長)は16日、関東地方整備局江戸川河川事務所発注の「H28中野台下地区低水護岸工事」で、現場近くにあるコビープリスクールのだの園児約40人を対象に現場見学会を開いた。地域インフラサポートプラン関東2016の一環として同事務所が支援した。コマツリースと新光重機が協力した。  見学会では、松浦善統現場代理人と米沢拓繁江戸川河川事務所工務第一課長が工事概要や注意事項などを説明した後、バックホウやキャリアダンプ… Read More

0 コメント :

コメントを投稿