オリエンタルコンサルタンツは、EV(電気自動車)バスの普及に向け、一般の乗客を乗せた商用ベースの実証運行を、東芝と1日から始めた。野崎秀則社長は、1月31日に東京都港区の芝公園で開いた出発式=写真=で、「運行の計画、急速充電システムの配置、EVバス導入の許可申請、EVバスによる環境負荷低減の効果の4点を検討した。実証運行をモニタリングして、検討を深めたい」と述べた。
両社は2012年度に、環境省から地球温暖化対策技術開発・実証研究事業を共同で受託した。事業期間は3年間で、従来よりも3分の1の時間で充電可能な超急速充電システムと、電池のリユースシステムの確立を目指している。
実証運行は港区の協力を得て、3月14日まで実施する。EVバスは1周17㎞の路線を、平日は1日6便で走行する。走行時間は1周2時間程度、戻ってくるたびに5-8分で充電する。
オリコンサルは、異業種企業などと連携を深め、国内外で交通ソリューション事業、スマートコミュニティー創造事業を拡大する方針だ。
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