2012/02/16

ラスベガス・サンズが、複合リゾートで日本進出表明!東京、大阪で最大9120億投資

ラスベガスのサンズ
 カジノを含む複合リゾートをグローバル展開している米ラスベガス・サンズ(LVS)のシェルドン・G・アデルソン会長は、「60億ドルから120億ドル(約4560億円から約9120億円)規模の複合リゾートの建設候補地として、現在のところ東京と大阪を考えている」と日本進出構想を披露した。日本で現在、超党派国会議員約150人からなる国際観光産業振興議員連盟(IR議連)が、特定複合観光施設区域整備推進法案の検討に入っていることを受け、表明した。

 アデルソン会長は「世界的不況下に、経済が再び成長に転じるための戦略を考える中で、観光は一つの大きな可能性といえる。観光は世界最大産業である」と、複合リゾートが経済立て直しの起爆剤になるとの見方を示した。
 日本には豊かな観光資源があるものの、海外から日本を訪れる観光客は、わずか年間600万人に過ぎないと指摘。マカオの「サンズ・マカオ」や、シンガポールの「マリーナ・ベイ・サンズ」の開業後、観光客数が飛躍的に伸びている実績を踏まえ、「複合リゾートには、その国の観光産業を変える力がある。日本経済にもたらす波及効果は、非常に大きいと考えている」と意欲を示した。

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