新潟大、長岡造形大、新潟工科大の学生が主体となって企画・運営する「新潟合同卒業設計展session!2012」が24-26日の3日間、新潟市中央区にあるNEXT21、旧新潟大和、西堀ローサの3会場で開かれた=写真。今回は「建築をプレゼンテーションする」を企画コンセプトに、ゲスト審査員を招いての講評会やシンポジウム、ワークショップ(WS)などを通じて会場を訪れた人たちと建築や新潟のまちに対する理解を深めた。
ワークショップでは、学生と会場に訪れた人が会場周辺の古町地区の模型を制作した上で、同地区を実際に「まちあるき」し、模型にまちの情報や発見、それぞれの思い出などを加えていった。
シンポジウムでは、建築ジャーナリストの中谷正人氏をコーディネーターに、パネリストの末光弘和氏(一級建築士事務所SUEP)、松井裕志氏(nano.associates)、海法圭氏(海法圭建築設計事務所)の3人が建築の役割やまちづくりについて意見を交わした。3人をゲスト審査員として作品の講評会を行い、そこで選ばれた出展者が審査員と公開討論した。
会場には30点の卒業設計作品を展示。3大学のほか金沢工業大、富山大の学生も参加。新潟大2年生の夏休みグループ課題として制作した全国各地の有名建築の模型なども並んだ。新潟県建築士会、県建築士事務所協会、県建築設計協同組合、新潟市建築設計協同組合が協賛、新潟商工会議所が協力した。
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