オリックス不動産は、東京都墨田区の東京スカイツリータウン内に計画する都市型水族館「すみだ水族館」の施設概要を明らかにした。世界自然遺産である小笠原諸島の海の世界を再現した「東京大水槽」や、国内最大級の開放的なプール型水槽などを設ける。また大成建設が開発した人工海水製造システムにより水槽内の水を完全人工海水化。内陸型水族館の課題となっていた大型車両による海水運搬時でのCO2発生を抑えるとともに、年間を通して一定の水質を維持することで水槽内の生物にとっても快適な環境を創出する。
水族館はタウン西街区の商業施設・ソラマチ5、6階に開設する。「いのちのゆりかご~水 そのはぐくみ」をテーマに、都市にいながら多様な「いきもののいのち」と、それをはぐくむ「水」の恵みを体感できる施設を目指す。施設面積は7859㎡。総水量は約700t。5月22日にオープンする。年間200万人の来場者を見込んでいる。
設計は大成建設、施工は大成建設・東武谷内田建設JVが担当した。人工海水製造システムの採用はオリックス不動産が14日に開業させた京都水族館(施工=大成建設)に次いで国内2例目となる。
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