日建設計ボランティア部の活動をまとめた展示会「POST3・11」が、東京都千代田区の同社東京ビル1階ギャラリーで始まった=写真。東日本大震災以降、現地で試行錯誤しながら生み出した復興につながるアイデアや地域との連携、建築分野にとらわれない活動を幅広く紹介している。
ボランティア部は震災を契機に若手社員が中心となって設立した。日常業務とは切り離された活動だが、長期にわたって続けられる支援を目指している。
展示は、ハザードマップや安全なまちづくりのベースマップとなる避難地形時間地図、通称「逃げ地図」のほか、仮設住宅の快適性を高める「断熱プロジェクト」など、1年間の成果を集めた。
また、建築関係以外の人の声を聞く「非建築系インタビュー」の内容もパネルにまとめている。
22日からは、東京都新宿区のリビングデザインセンターOZONEで、「逃げ地図」のパネルやシミュレーション動画が展示される。
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