2012/03/12

今度は人が乗り込むクリーナー 日本橋の高圧洗浄で有名なケルヒャージャパン

ケルヒャーのMC50
 日本橋の高圧洗浄機で有名になったケルヒャージャパン(本社・宮城県大和町、佐藤八郎社長)は、搭乗式のシティクリーナー「MC50」などを積極的に売り出す。

 MC50は、舗装路面などの洗浄と洗浄水回収を同時に行い、歩道も走行できる小型車体が評価され、大林組との技術連携により、高圧洗浄機とともに除染工法「バイノス工法」に採用された。同工法では、冷水高圧洗浄機「HD5/14B」で天然界面活性剤を路面にまき、MC50でブラッシングしつつ回収。温水高圧洗浄機「HDS801B」ですすぎ、ノズルの先をクリーナーに付け替えて高圧吸引車で吸引する。汚染水を容器に集め、日本バイオマス研究所(千葉県柏市)の放射性汚濁水浄化剤「バイノスフロック」を添加、ろ過して99%浄化する。5セットを福島市の除染業務で使用しており、このほか10セットの引き合いがある。
 このほかの製品の販売も強化して、前年比8・1%増の115億円の売上目標をめざすという。製品の大型化・多様化に伴い物流を見直すほか、日本海側地域に進出するなど事業所を12カ所から15カ所に増やす。乾湿両用掃除機のアスベスト対応モデルやインダストリアルスイーパーの小型モデルなど、フィルター目詰まり防止や耐久性に優れた新製品も順次、市場投入する。


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