2012/03/28

「くまもと森都心」が竣工! 熊本駅前東A地区第二種市街地再開発

 熊本市施行で進めてきた熊本駅前東A地区第二種市街地再開発事業「くまもと森都心(しんとしん)」の竣工式典が24日、熊本市春日のくまもと森都心プラザホールで行われた。
 式典には、九州地方整備局の岸毅明建政部長や熊本県の村田信一副知事ら来賓を含め約200人が出席した。幸山政史熊本市長は、2011年10月に先行オープンした森都心プラザの来館者数や新幹線の利用者が予想を大幅に上回っていることを紹介し、「熊本市にとどまらず、熊本県、九州全体の情報交流拠点としてのにぎわいに期待している。4月からは政令市への移行を控えており、次の目標となる駅周辺の連続立体交差事業や新駅舎の建設に努力したい」とあいさつした=写真。

 この後、自然エネルギーで発電するモニュメント時計台を寄贈した九州電力の薬眞寺偉臣執行役員熊本支社長に幸山市長から感謝状が贈られた。引き続き、オープニングセレモニーが行われ、熊本大教育学部美術科の学生らが制作したオブジェの除幕式や熊本出身で俳優の勝野洋さんとキャシー中島さんのトークショーなどで完成を祝った。
 再開発事業は、全国で初めて建設業務代行制度を導入して進めた。建設業務代行者は森ビル都市企画を代表とするABILITY11グループ、設計・監理はアール・アイ・エー・市浦ハウジング&プランニングJV、施工は戸田建設・光進建設・武末建設JVが担当した。規模は、A棟がS造地下1階地上6階建て、B棟がS造2階建て、C棟がRC造地下1階地上35階建て塔屋2層総延べ5万2473㎡。


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