パレスホテルが東京・丸の内に建設していた「パレスホテル東京&パレスビル」の竣工式が8日開かれた。1961年に開業した旧ホテルを現地で建て替えたもので、半世紀以上にわたり培ってきた伝統に、最新の設備や機能を融合。世界トップクラスのサービスを提供する。設計・監理は三菱地所設計、施工は大林組が担当した。5月17日にグランドオープンを迎え、都心にまた一つ、新たなランドマークが誕生する。
施設規模はホテル棟がS・SRC造地下4階地上23階建て延べ約6万2000㎡。客室数は290室。1500人収容の大宴会場や婚礼施設、10のレストラン・バーなどを完備するほか、日本初上陸となる仏高級リゾート施設「エビアン・スパ」も入る。地下鉄大手町駅とも直結する予定だ。
隣接するオフィス棟もホテルと同じ構造・階数で、延べ床面積は約7万8000㎡となる。地下の商業ゾーンには11店舗が出店する。
神事ではパレスホテルの小林節社長、三菱地所の木村惠司会長、三菱地所設計の小田川和男社長、大林組の白石達社長らが玉串をささげ、無事の竣工を祝うとともに、今後の発展を願った。
また、小林社長から設計者や施工者に感謝状が贈呈された。
所在地は千代田区丸の内1-1-1の敷地約1ha。皇居にも程近く、都心にありながら緑や水を感じられる好立地に位置している。
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