夕張建設業協会(石川達人会長)などでつくる夕張の杜コンサート実行委員会が、夕張市内内で今年度最後となる「夕張財政支援コンサート」を開いた=写真。夕張市出身で元大成建設札幌支店副支店長の岡川秀幸さんの発案で始まったこのイベントは、北海道開発局札幌開発建設部や北海道空知総合振興局、日刊建設通信新聞社北海道支局などが後援している。
5回目となる今回は、札幌大谷大音楽部に在学する畔田亜加理さん(ピアノ)、早川由希子さん(バイオリン)、島澤美沙貴さん(ソプラノ)の3人が出演し、クラシックやポピュラーの名曲を披露した。会場となったジャズクラブ「FIVE PENNIES」には約20人の市民が集まり美しいアンサンブルに耳を傾けた。
終演後は、石川会長が5回分の収益金を財政再建中の夕張市に寄付した。
実行委員長も務めた石川会長は「小さなイベントだが、夕張を盛り立てるため定期的に開催してきた。来年度も続けたい」と話している。
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