2014/02/13

【卒業制作展】京都工繊大「結び目」テーマ 建築の部は八木さん

右から池田支店長、八木さん、星野さん、古郷さん
京都工芸繊維大学工芸科学部造形工学課程の2014年卒業制作展「結び目」が11日から16日まで、京都市中京区の京都文化博物館本館で開かれている。建築コースと意匠コースの合同展で、建築部門65作品、論文部門38作品、意匠部門28作品が展示されている。大学院建築設計学専攻第9回修士制作展も16日まで、同博物館別館で開催中。両展とも総合資格学院を運営する総合資格が特別協賛している。
 初日の11日には、卒業制作展でゲストトークと学生作品講評会が行われた。森美術館チーフキュレーターの片岡真実氏、建築家の谷尻誠氏、デザイナーの原田祐馬氏をゲストに招き、3氏が講評会の審査員も務めた。
 審査員が選んだ建築8作品と意匠7作品のプレゼンテーション=写真=などが行われた結果、建築は八木祐理子さんの「道から建築」、意匠は星野有紀さんの「HOSHINO GIRLS TOILET COLLECTION」、論文は古郷菜乃さんの「近代京都の日本画家の住宅と風景」が審査員賞に輝いた。
 片岡氏は総評で「ものづくりには着眼点、コンセプト、それを実現していくプロセスが重要。つまり、理論と実践が問われているが、今回の作品には理論の深め方、実践の説得性がもの足りなかった」と批評した。谷尻氏は「その建物ができて、何が良くなるのか、リアルな設計を追求してほしい」、原田氏も「プレゼンテーションの詰めが甘い。使う側からの視点を何回も試行錯誤してもらいたい」と励ました。表彰に移り、総合資格の池田雄一京都支店長が入賞者に副賞を手渡した。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

1 件のコメント :

  1. 次の様な結び目だけの計量を考えました。
    不変量では無いかもしれませんが役に立つ様です。
    結び目で交点を一つ上下交換しても必ず結び目になります。
    この方法だけで計量する事を考えました。
    正の三葉結び目ならば、交換すると解けて0になります。
    この流れの路は3点あるので、この計量は3pとします。
    同様に負の三葉結び目なら、3mですので、正負の判別は明解です。
    交点数4の八の字結び目なら、2p+2mです。
    素な正の5交点の1番目の結び目なら、どの点も交換すると
    正の三葉結び目になるので5p・3pとします。
    素な6交点の3番目の結び目なら、2つの正の交点を交換すると
    負の3葉結び目になり、他の1つの正の交点では解けて0になります。
    それで2p・3m+pとします。残りの負の交点でも同様に
    2m・3p+mとなります。併せて、12pm+p+mとすると、
    pとmの対称式になり、この結び目がもろて型であることが明示できました。
    また最小交点数が奇数交点の結び目では必ずもろて型でない結び目である事が
    この方式で明示できます。
    カウフマン多項式では9交点の42番目の素な結び目などが
    もろて型で無いとは分類できませんが、pm方式では分類できます。
    ジョーンズ多項式では11交点のミュータントな結び目が分類できませんが、
    この方法なら分類できると思いますが、如何でしょうか。
    どうぞ御教え下さい。

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