2014/08/13

【夏休み特集】来年のご参考に…小学生が参加した建築・建設・土木のイベント記事ご紹介! 【1】

■兵庫建協、青年部会/地域住民とふれあいまつり

兵庫県建設業協会(川嶋実会長)と同青年部会(中川和久委員長)は7月26日、神戸市西区の兵庫建設会館と隣接する広場で第8回建設ふれあいまつりを開いた。協会からは約70人が参加。地域住民ら約400人が来場し、建設とものづくりに親しんだ。
 会館1階では、協会員の指導のもと、小学生対象の木工体験でいすやマガジンラック、プランターなどを製作。丸太早切り競争では参加者にカブトムシが贈られた。
 広場では、パワーショベルや高所作業車など建設機械の試乗体験のほか、焼きそばやかき氷などの販売もあった。
 中川委員長は「子どもたちには、楽しみながら建設やものづくりの楽しさを感じてもらいたい。また親御さんにも建設業界が厳しいだけではないことを知ってもらい、将来的に業界に入ってきてくれる人が増えるとうれしい。青年部会としても、各地域の人間が交流する貴重な機会であり、若手の団結につなげたい」と述べた。


■日建連四国支部が病院現場で親子見学会/鉄筋の結束体験

日本建設業連合会四国支部(安藤進支部長)は7月25日、「親子現場見学会」を開いた。インフラ整備や建設業への理解を深めるため、毎年夏休みに実施している恒例の人気イベントで、小学生とその保護者80人が参加した。今回は徳島県吉野川市で鹿島が施工する麻植協同病院新築工事の現場を見学した。
 安藤支部長は「建設業は皆さんの生活に必要なトンネルや橋をつくっている。きょうは熱中症に気をつけて、現場を見学してください」とあいさつした。
 続いて同工事事務所の松尾亮所長は「現場では専門工と呼ばれるプロ集団が仕事をしている。見学会を機に建設業に興味を持ってほしい」と述べた。
 子どもたちは作業員の指導を受けながら、鉄筋の結束を体験したほか、重機や高所作業車に試乗し、大喜びの様子だった。施設内部の工事も見学し、興味深く見入った。最後に建設中の病院を背景に記念撮影した。
 同工事の発注は徳島県厚生農業協同組合連合会。設計は全農徳島一級建築士事務所と日建設計が担当した。規模はRC一部S造(免震構造)7階建て塔屋一層延べ2万4466㎡。工期は12月末で、工事場所は同市鴨島町知恵島字西知恵島120-5ほか。


■日建連/科学技術館、環7地下調整池を見学

日本建設業連合会(中村満義会長)は、科学技術館サイエンス友の会会員の小学生とその親を対象にした科学技術館「建設館」と環7地下調整池の見学会を開いた。計34人が参加した。
 東京都千代田区の科学技術館では、建設技術の基礎的原理や耐震・免震・制震の技術を学んだ。環7地下調整池では模型を使って調整池の仕組みついて説明を受け、連絡管渠などを見学し、建設技術を使って造られた構造物を体感した。

■親子17組 楽しく防災学ぶ/内田洋行道支店

内田洋行北海道支店(名畑成就支店長)は7日、札幌市中央区のサッポロファクトリー1条館同支店内の多目的ホールユビキタス協創広場U-cala(ユーカラ)で災害の対処法など正しい知識を親子で学んでもらおうと「親子防災勉強会」を開いた=写真。
 夏休み中の児童、保護者合わせ17組、37人が参加し、地震・津波・土砂災害のメカニズムを模型などを使って学習し、いざという時の避難行動などを親子で学んだ。あいさつした北未来技研の安江哲社長は「講師の先生のお話しを聞いて、万が一に備える心構えや知恵を楽しく学んで下さい」と子どもたちに呼び掛けた。
 講師には、安江社長と親交のある中井佳絵法政大学大学院地域システム研究所特任研究員を招き、映像などを交えて、いざという時の知恵、地域文化の減災対策などを子どもたちに分かりやすく紹介した。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

Related Posts:

  • 【大阪府建団連】「建築・土木技能体験フェア2016」7/15、16開催! @花博記念公園、入場無料  大阪府建団連(北浦年一会長)と大阪府建団連雇用推進研究会(川口敦正会長)は、7月15、16の2日間、大阪市鶴見区の花博記念公園鶴見緑地ハナミズキホールで「第3回建築・土木技能体験フェア(技フェスタ)2016」を開く。  同フェアは工科高校などの生徒や一般市民を対象に、専門工事業の仕事とものづくりの魅力、やりがいや楽しさを伝えるために実施するもので、近畿地方整備局、大阪労働局、大阪府、大阪市、日本建設業連合会関西支部などが後援する。入場無… Read More
  • 【関東学院大】子どもの施設テーマに「建築設計の楽しさ」をOBの慶野正司氏が講演 6/2  関東学院大建築・環境学部建築・環境学科は6月2日、燦葉会・燦建会と共催で、建築家・慶野正司氏講演会『「建築デザインで考えること」…設計実践から』を開く。会場は同大(横浜市金沢区)5号館1号ホールで午後3時に開演する。終了後には燦建会主催の懇親会も開催する。  慶野氏は同大建築学科OB(1979年卒)。講演では2015年度グッドデザイン賞を受賞した「すみれチャイルド」のほか、これまでの作品や現在進行形のプロジェクトを含めて「子どもの施設」… Read More
  • 【日本建材協】138者が出展! 「建築材料・住宅設備総合展」6/8~10@インテックス大阪  日本建築材料協会(立野純三会長)は6月8日から10日まで、大阪市住之江区のインテックス大阪で「建築材料・住宅設備総合展」を開催する。  建築材料・住宅設備の最新情報を発信する西日本最大級の国際展示会で、建築材料メーカーを始め138の企業・団体が出展。期間中約2万人の来場を見込む。 開幕初日の8日には、プランテックアソシエイツ代表の大江匡氏による基調講演が行われるほか、期間中「エネルギーミックスを踏まえた省エネ政策について」(山下忠… Read More
  • 【よこすか建設フェスタ】ものづくり体験、重機の運転も! 6/5@横須賀市・長井海の手公園  横須賀建設業関連団体協議会は5日、神奈川県横須賀市の長井海の手公園「ソレイユの丘」で第5回よこすか建設フェスタを開く。写真は昨年の様子  主催9団体のほか、10団体が協力・参加し、ものづくり体験や重機の運転など、さまざまなイベントを繰り広げる。時間は午前10時から。 建設通信新聞の見本紙をご希望の方はこちら … Read More
  • 【青森県】「まち学習からまち育てへ」景観フォーラム開催! 6/3@アピオあおもり 入場無料  青森県は3日、青森市のアピオあおもりで景観フォーラムを開く。「景観の意味を発見しよう!子どもと愉しむまち学習のススメ」と題して寺本潔玉川大教授が基調講演するほか、「まち学習からまち育てへ」をテーマに寺本氏と北原啓司弘前大大学院地域社会研究科長、河村信治八戸高専教授らによるパネルディスカッションを予定している。  また、第8回ふるさとあおもり景観賞の表彰式も行う。午後1時30分から。入場無料。問い合わせは県土整備部都市計画課・電話017-… Read More

0 コメント :

コメントを投稿