2014/08/11

【東北の花】1日も早い復興を 都庁の花壇に石巻市育ちの花々植えるプロジェクト

東京都建設局第三建設事務所と東京都道路整備保全公社は8日、「道で咲かせよう東北の花~都庁舎前 花壇育成プロジェクト~」を実施した。都内在住の親子60人が参加し、新宿副都心4号線の歩道に設置された花壇に、宮城県石巻市で育てられたラベンダーやサルビア、マリーゴールドなど色鮮やかな花を植えた。

 開会式では、東野寛所長が「きょう植え付ける花の一部は、岩手、宮城、福島の3県で育てられたもの。震災から3年半が経過した被災地の1日も早い復興を願い、応援の輪を広めていきたい」と話した。
 子どもたちは、親や職員の手伝いを受けながらそれぞれのプランターに花を植え、メッセージプレートを添えた。

同プロジェクトは、宮城県石巻市が震災からの再起・復興を願い、にぎわいのある元気が出る街の形成を目指して始めた「生き生き花のプロジェクト」に、都と公社がプランターや培養土を支援したことに対する相互協力として実施された。育てた花を提供してもらい、これまでにも2013年9月と、ことし3月に、都庁通りや都庁舎前の花壇に定植している。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)

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