2012/09/16

中尊寺がLED照明でより美しく! 東芝グループが設備寄贈

LEDライトアップされた中尊寺のイメージ
東芝グループは、世界文化遺産に登録されている岩手県平泉の中心的構成資産である中尊寺にLED(発光ダイオード)照明設備と太陽光発電システムを寄贈する。中尊寺新覆(しんおおい)堂内にある金色(こんじき)堂や仏像、浄土などの仏国土、仏・菩薩などを美しく厳かに飾った荘厳(しょうごん)の芸術性、精神性をより効果的に表現できるLED照明空間を実現した。9月22日の一般拝観から点灯する予定だ。中尊寺金色堂にLED照明を導入するのは今回が初めて。
 あわせて、自然と共生する平泉の理念に賛同し、自然エネルギーを活用する5㌔ワット規模の太陽光発電システムを贈り、LED照明の改修に合わせて発電を始める。
建設通信新聞 2012年9月13日3面

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