2012/09/10

地域を守る!2000人で火災訓練 戸田建設ら協議会が実施

戸田建設を始め、東京・京橋地域に本社を置く企業、町会などで構成する「京橋一丁目災害協議会」は7日、総合防災訓練を実施した。訓練は、ことしで8回目を迎え、戸田建設からは約800人、全体で約2,000人が参加。同協議会は、地域の防災力向上に貢献した実績が認められ、内閣府の2012年度防災功労者防災担当大臣表彰に選ばれた。表彰式は11日に東京都千代田区のホテルグランドアーク半蔵門で開かれる。
 訓練は、戸田建設本社ビルとブリヂストン本社ビルの間の公道で行った。マグニチュード7.3の首都直下型地震で震度6強の揺れが発生、直後に戸田建設本社ビルから火災が発生したと想定し、初期消火や避難訓練などに取り組んだ。初期消火訓練では、戸田建設の社員4人が大きな掛け声の下、屋内消火栓からホースを延長しながら運び、実際に放水した=写真。
 企業からは戸田建設、ブリヂストン、国際紙パルプ商事、鈴新、東京建物、戸田リフォーム、日誠不動産などが参加。中央区、警視庁中央警察署、東京消防庁京橋消防署も訓練に協力した。
 11日に開かれる防災担当大臣表彰の式典では、同協議会を代表して、大塚一雄京橋一丁目東町会長が出席する。
建設通信新聞 2012年9月10日3面

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