2012/09/14

スバルのショー空間デザインとは? コロンビア大のスタジオX東京

米国・コロンビア大大学院建築学部(GSAPP)が運営する日本の研究拠点「STUDIO X Tokyo」は11日、東京・芝浦のSHIBAURA HOUSEでレクチャーを開いた=写真。今回は「RISE」という表題で、建築家の廣瀬大祐氏が、自身で担当した富士重工業のスバル自動車展示場空間デザインの経験と日本のショーデザインについて講演した。
 廣瀬氏は2007年から10年までの4年間にわたり、東京モーターショーを始めとするスバルの展示場デザインを設計した。展示は、アジア、ヨーロッパ、北米、南米と全世界を次々と渡り歩く。
 講演は毎回大きさが異なる会場で、同一のコンセプトを貫くことや、デザイン決定権者の多さによる変更対応の難しさについてや、車を美しく見せる要素にも言及した。スバルはことし、過去最高の生産台数を達成した。廣瀬氏は、日本が自国技術のすばらしさを伝える手段をもっと発達させるべきだと締めくくった。
建設通信新聞 2012年9月14日2面

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