日本貨物鉄道(JR貨物)東北支社は19日、仙台貨物ターミナル駅と東京貨物ターミナル駅間で災害廃棄物専用列車の運行を開始した=写真。東京~仙台間を1日1往復し、1回当たり専用コンテナ100個分、最大約400tのがれきを運ぶ。
1回で約400トンのがれきを運ぶ |
この日の第1便では、18両の貨車に石巻市と女川町、岩手県大槌町から運ばれたコンテナ90個分(約360t)のがれきが積み込まれ、東京貨物ターミナル駅に向けて出発した。
鉄道輸送による広域処理を受け入れているのは東京都のほか、群馬県と埼玉県、静岡県の1都3県。同社は、国が災害廃棄物の処理完了期限としている14年3月末まで専用列車などを運行する予定だ。
建設通信新聞 2012年9月21日6面
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