「オフィス」の建築計画学について、コミュニケーションや生産性、心理学まで含めて研究する取り組み「NEO WEEK2012」が26日、東京・芝浦のシバウラハウスで始まった=写真。このイベントは、次世代ワークプレイス研究センター(NEO、センター長・仲隆介京都工芸繊維大教授)が、今年から始めたもので、5階建てのビルをほぼ借り切り、ワークショップ、シンポジウム、参加型オフィス、食事イベントを通して、オフィスのあり方を広範囲に考えるものだ。
初日のシンポジウムでは、まったく知らない人たちでグループを作り、それぞれの得意とする要素を組み合わせて協働するという活動を展開した。2時間で4グループが成果を作り、プレゼンテーションした。
代表を務める仲教授は「このイベントでどんな成果が出るかわからないが、やってみて考えることも大切」と、イベントの実験性について話している。イベントは、29日まで開かれている。
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