建設コンサルタンツ協会は、「あなたのお気に入りの“土木施設"」をテーマにした、第4回建コンフォト大賞の入賞13作品を決めた。最優秀賞は国指定重要文化財の桃介橋(長野県南木曽町)を撮影した、荻山清和氏の「青春」=写真=が受賞した。同橋は長さ247mの吊り橋で、日本最大級の木橋となる。1922年に竣工、93年に復元された。
審査委員長の伊藤清忠東京学芸大名誉教授は、「ユニークな主塔と高い補剛トラスに囲まれた空間は、青少年の希望と不安に向き合う空間となっている状態を的確に表現している」と講評をしている。
優秀賞は、堀英子さんの徳山ダム(岐阜県揖斐川町)を題材にした「ダム放水」、三浦秀貴氏の石積み堤防(山口県周南市)を撮った「静寂」の2作品が受賞した。全国から198作品の応募があり、前回よりも79作品増えた。表彰式は5月30日の総会で開く。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年4月19日
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