2013/04/23

【情報化施工】5月17日、宮城で地元建設業向けに実物セミナー JCMA

昨年のセミナー
日本建設機械施工協会(JCMA、本部・東京都港区、辻靖三会長)の情報化施工委員会(植木睦央委員長)は、5月17日に宮城県岩沼市で、地元建設会社向けに「情報化施工」研修セミナーを開く。実際の重機に衛星機器を取り付けて、使用法などをレクチャーするもので、現在参加企業を募集している。
 情報化施工は、ブルドーザーやバックホウなどの重機をICT(情報通信技術)で制御する技術。熟練のオペレーターでなくても、正確でスピーディーな土木施工が可能になり、円滑な復興工事に役立つ。
 同協会では、昨年11月にも同様のセミナーを岩沼市で開き、好評を博したため、2回目を開くことにした。運営しているのは、委員会の有志で組織した「復興支援ワーキンググループ」で、国内の情報化施工の最先端企業のほとんどが参加している。
 セミナーでは、座学による情報化施工の概要と実務作業、3次元マシンコントロール(MC)のブルドーザー、グレーダーによる実演、3次元マシンガイダンス(MG)の油圧ショベルによる実演、トータルステーション(TS)による出来形計測などを体験できる。参加費は昼食代込みで8000円。
 問い合わせ、申し込みは日本建設機械施工協会東北支部・電話022-222-3915。

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