2013/04/06

【トミーバハマ】銀座にビーチリゾート! 日本初の旗艦店を開業

米国のライフスタイルブランド「トミーバハマ(Tommy Bahama)」が東京・銀座に日本初となる店舗をオープンさせた。「コースタルビーチハウス」をデザインコンセプトに、アパレル店舗を中心にレストランやバーを併設し、ビーチリゾートの高揚感を演出している。乃村工藝社がデザインを手掛けた。

店舗外観は、開口部を大きく確保した上で、ビーチらしいウッドデッキによって人を引き寄せる。また、柱や壁は丸みのある石を手作業で積み重ね、外装の古材は米国で実際に使われていた壁材を持ってくるなど細部までこだわった。
 乃村工藝社のデザイナー北村喜裕氏は「ニューヨークやラグナ・ビーチなど、米国の東海岸と西海岸のエッセンスを融合したデザインとなっている。バーを店舗の前面に出し、アパレルと飲食店が一緒になっているように見せた」とポイントを説明する。
 ライフスタイルブランドの名にふさわしく、アパレル、バー、レストランを明確に区切らず、買い物をしながら飲食できそうな一続きの空間構成となっている。
 同ブランドにとって、銀座店がアジアのフラッグシップとなる。所在地は東京都中央区銀座7-10-1。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年4月4日

Related Posts:

  • 戦前のファサードを曳家で保存/オリックス不が淀屋橋のマンションで  オリックス不動産は、大阪市中央区で建設を進めている分譲マンション「淀屋橋プロジェクト(仮称)」の外壁に、戦前から残る近代建築のファサードを保存・活用する=写真は完成予想。1918年に大阪農工銀行として竣工した八木通商ビルの建て替えに当たり、外壁のみを補強した上で曳家する。施工は鹿島が担当。7月から新築工事に着手しており、2012年6月から8月の間に曳家を実施する予定だ。新築するマンションの外壁に保存した近代建築を活用する事例は関西では初とい… Read More
  • 隈研吾事務所と仏ブイーグ社がリヨンでグリーンビルを建設  フランスのゼネラルコントラクターブイーグ社と、隈研吾建築都市設計事務所のグループが、フランス・リヨン再開発地区でスマートコミュニティモデルビルの設計と建設を担当することになった。 これは、日本の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が来年1月から2015年にかけて、実証実験を行うもので、リヨンコンフルエンス再開発地区に「ポジティブ・エナジー・ビルディング」を開発する。 日本側の企業連合として東芝と東芝ソリューションが参画、グランドリ… Read More
  • 「多矛盾系」に可能性がある/内藤廣氏が木造建築の利点解説  木造建築には可能性がある--。建築家の内藤廣氏は、環境にもやさしい木造の可能性を広げていくために「行政が模範を示す必要がある」と、公共建築への積極的な活用を訴えている。 「20世紀の建築は、木造を排除し続けてきた」。それは木造が持つ「弱さを扱いきれなかった」ためだ。鉄骨や鉄筋コンクリートの建築は「部分破壊が即、全体の破壊につながる」が、木造は「おそらく部分破壊しても、すぐには全体が破壊しない」。弱くて強い、矛盾に満ちた木造の複雑さを内藤氏は… Read More
  • 関東最大級の木造校舎上棟/国産カラマツの構造用集成材を駆使  国産カラマツの構造用集成材を駆使した茨城県守谷市の「守谷小学校校舎改築」の上棟式が16日、児童約200人が参加して行われた=写真。 この小学校は、関東最大級の木造校舎で、内装材もすべて県産材をふんだんに使っている。2012年7月末の完成、同年度2学期からの供用を目指す。設計・監理はレーモンド設計事務所が担当。建築を清水建設・松丸工業JVが施工している。 式典の冒頭、会田真一市長が「現場では柱の太さに驚いた。最近は棟上げがあまり見られなくなっ… Read More
  • 宇宙船イメージした新居千秋設計の「カダーレ」がオープン/由利本荘市 写真提供=由利本荘市  秋田県由利本荘市が、新たな文化の発信と地域の交流拠点として整備していた市文化交流会館「カダーレ」が竣工し、19日にオープンした。設計は新居千秋都市建築設計、施工は戸田建設が担当した。整備に当たっては、設計段階から市民との対話を重ね、多様な意見を集約した結果、次世代を担う人材を育てる“科学の船”となる宇宙船をイメージしたデザインを導き出した。 1994年に移転した由利組合総合病院跡地の再開発事業として整備したもので、市… Read More

0 コメント :

コメントを投稿