2013/04/08

【新商品】一人で測量できる小型・軽量の土木GNSS受信機

トプコンは、小型・軽量の土木専用2周波GNSS受信機「HiPer SR」を発売した=写真。衝撃に強いマグネシウム合金のボディーに必要な機能をすべて集約、ケーブルレスでリアルタイムに数ミリから数センチの高精度な観測ができる。新商品は天候や時間を気にすることなく、1人で手軽に測量が可能。固定局と移動局の受信機2台セットを用意、同社の従来製品と比べほぼ1台分となる低価格を実現した。大規模な土木工事だけでなく、盛り土や農業土木など多く現場に適し、施工の大幅な効率化や省力化に役立つ。
 新開発の無線免許が不要な通信技術、LongLinkデータコミュニケーションを利用したRTK観測ができる。高感度アンテナを内蔵しているため、観測範囲は半径約300mをカバー、固定局1局につき移動局3局まで同時接続。連続使用時間は15時間以上の長時間バッテリーを採用した。
 価格はオープン価格。
 問い合わせは、同社グローバル事業企画部・電話03-3558-2573。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年4月8日

Related Posts:

  • 【青木あすなろ建設】水陸両用バックホウ、ブル登場! 被災地の離岸堤工事に初適用  青木あすなろ建設は、遠隔操縦式水陸両用機械を使った海岸保全施設復旧工法を開発した。作業船や陸上機械が入れない浅海域で作業可能なため、海岸の陸上部から沖合の施工場所を結ぶ仮設道路が不要で、潜水士も配置せずに済み、省資源化、省人化に寄与。東北地方太平洋沖地震の津波で被災した離岸堤の復旧工事に初適用して順調に成果を上げている。  この工法は、新たに開発した遠隔操縦式水陸両用バックホウと、以前から保有する遠隔操縦式水陸両用ブルドーザーを組み合わ… Read More
  • 【近畿地整】大迫力のケーソン据え付けに高校生も驚愕! 和歌山下津港防波堤工事  近畿地方整備局は28日、和歌山下津港(和歌山市)で防波堤ケーソンの据え付け作業の様子を報道陣に公開した。海上工事のダイナミックさを感じてもらい、担い手確保にもつなげようと地元・県立和歌山工業高の生徒らも招かれた。施工は東亜建設工業が担当している。  防波堤の長さは、1250m。今回の工事は未施工部分60mに1函当たり重さ2494tのケーソンを3函設置するもの。一行は寄神建設所有の4000t吊り起重機船「洋翔」に乗り込み、作業の様子を見守… Read More
  • 【星川雨水調整池】小学生が壁にお絵かき! 横浜市が完成記念イベントで身近さアピール  横浜市環境創造局は1月29日、星川雨水調整池の完成を記念し、地元小学4年生による「お絵かき」イベントを開いた。約60人が調整池内部の壁にペンキや絵の具で、みなとみらい21地区や自分たちの似顔絵を描いた。この後、4班に分かれ、ポンプなどの設備を見学し、役割を学んだ。子どもたちは「面白かった」「また来たい」と話し、施設を身近に感じた=写真。  同事業では、帷子川沿いの地盤の低い地区約250haを対象に台風やゲリラ豪雨などの大雨時に雨水を一時… Read More
  • 【本間組】新潟港でポンプ式浚渫船見学会 日和山小4年生が模型実験でヒートアップ!  北陸地方整備局新潟港湾・空港整備事務所が進める新潟港(西港地区)航路泊地浚渫工事で、施工者の本間組(本社・新潟市、本間達郎社長)が2日、ポンプ式浚渫船見学会を開いた=写真。会場を訪れた新潟市立日和山小の4年生は、開港5港の1つである新潟港の歴史などを学びながら、社会資本整備の重要性について理解を深めていた。  当日は児童数に合わせて午前と午後の2部制。本間組新潟工事事務所での開講式では、同社の坂井麻衣子さんが新潟港や信濃川、阿賀野川の成… Read More
  • 【千住大橋】祝!「米寿」 現存最古のブレースドリブタイドアーチ橋  1927年に関東大震災後の震災復興事業の一環で、隅田川に架設された現存最古のブレースドリブタイドアーチ橋となる「千住大橋」が2015年12月、架橋から88周年を迎えた。その長寿を祝う会が6日、国土交通省関東地方整備局東京国道事務所の主催、大橋で結ばれている荒川、足立両区の協力で現地で開かれた=写真。  来賓として松島みどり衆院議員らが出席。東京国道事務所の西川昌宏所長が北川嘉昭荒川区副区長、石川義夫足立区副区長に地域への感謝の意を込め… Read More

0 コメント :

コメントを投稿