トプコンは、小型・軽量の土木専用2周波GNSS受信機「HiPer SR」を発売した=写真。衝撃に強いマグネシウム合金のボディーに必要な機能をすべて集約、ケーブルレスでリアルタイムに数ミリから数センチの高精度な観測ができる。新商品は天候や時間を気にすることなく、1人で手軽に測量が可能。固定局と移動局の受信機2台セットを用意、同社の従来製品と比べほぼ1台分となる低価格を実現した。大規模な土木工事だけでなく、盛り土や農業土木など多く現場に適し、施工の大幅な効率化や省力化に役立つ。
新開発の無線免許が不要な通信技術、LongLinkデータコミュニケーションを利用したRTK観測ができる。高感度アンテナを内蔵しているため、観測範囲は半径約300mをカバー、固定局1局につき移動局3局まで同時接続。連続使用時間は15時間以上の長時間バッテリーを採用した。
価格はオープン価格。
問い合わせは、同社グローバル事業企画部・電話03-3558-2573。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年4月8日
0 コメント :
コメントを投稿