2013/04/15

【学会賞】建築学会 作品賞に今回は「該当なし」

日本建築学会(和田章会長)は学会大賞、学会賞など2013年各賞の表彰業績と受賞者を発表した。秋山宏氏(東大名誉教授)、仙田満氏(東工大名誉教授・環境デザイン研究所会長)、原広司氏(東大名誉教授・原広司+アトリエ・ファイ建築研究所)を選んだが、学会賞3部門のうち「作品」は該当なしという結果になった。
 現地審査を踏まえて「アオーレ長岡」「宇土市立宇土小学校」「コマツナギテラス」「ホキ美術館」の4作品を候補作品として議論。アオーレ長岡と宇土市立宇土小学校は、それぞれ隈研吾氏、小嶋一浩氏が重賞となるため受賞候補から外し、コマツナギテラスとホキ美術館を対象に投票したが、ともに過半を超えなかったため、該当なしとなった。作品部門の該当がなかったのは1972年度、78年度、83年度に次いで4回目。
 また、今回から、「作品選集」掲載作品の中で4月1日時点で40歳未満の筆頭設計者を「作品選集新人賞」として表彰することにし、6作品が該当した。
建設通信新聞(見本紙をお送りします!)2013年4月15日

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