東京都渋谷区の明治神宮外苑で3日まで開催された東京デザインウィーク(TDW)の「アジア・アワーズ2015(企業賞パートナー)」で、早大大学院のチームが「清水建設賞」を受賞した。このチームは「たたむ、たたみ」として、折りたたむことができる三角形の畳を使って座椅子やテーブルを作るなど、畳のリノベーションを提案した=写真。
1日に開かれた表彰式では、清水建設の栗山茂樹常務執行役員設計本部長が、「日本の伝統的な床材である畳は、若い人を含め、最近なじみがなくなっている。その素材を使っているということ、畳を三角形に折って座椅子にしたりするなど、畳の新しい使い方・考え方を提示したアイデアに敬意を表したい」と評価した。
受賞チームは、「協力してくださった皆さんと一緒にこの賞をつかめたと思っています。本当にありがとうございます」とコメントした。
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