2年前に発行した『空港をゆく』の続編。第1章は安全に運行できるよう日々、行っている維持管理やチェックなど、一般には知られていない裏方の仕事を紹介している。
滑走路の航空灯火は、着陸機のタイヤのゴムが熱で焼き付くため、清掃車の荷台に搭載した洗浄ロボットで自動的に汚れを落とす。洗浄は、すぐに気化して残留物が残らない固形のドライアイスを吹き付け、磨いているという。
海外の飛行機に比べ、日本の飛行機はぴかぴか。それもそのはず、モップやブラシを使い、手洗いしているからだ。きれいに保つのは単に美意識だけでなく、オイル漏れやさびをすぐに発見でき、安全面からも効果が大きいという説明には納得だ。
第2章は世界の美しい空港や秘境にある空港を紹介。第4章は離島を含め、国内97空港すべてについて開港時期、面積、滑走路などのデータを収録している。
(イカロス出版・1600円+税)
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滑走路の航空灯火は、着陸機のタイヤのゴムが熱で焼き付くため、清掃車の荷台に搭載した洗浄ロボットで自動的に汚れを落とす。洗浄は、すぐに気化して残留物が残らない固形のドライアイスを吹き付け、磨いているという。
海外の飛行機に比べ、日本の飛行機はぴかぴか。それもそのはず、モップやブラシを使い、手洗いしているからだ。きれいに保つのは単に美意識だけでなく、オイル漏れやさびをすぐに発見でき、安全面からも効果が大きいという説明には納得だ。
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