2015/02/07

【残したい建物コンテスト】大賞は「清水次郎長の生家」 耐震住宅100%実行委が保存協力へ

木造軸組工法「SE構法」の普及を進めるエヌ・シー・エヌ(東京都港区)を中心とする「耐震住宅100%」実行委員会がインターネット上で実施した「あなたの残したい建物コンテスト」で、ノミネートされた8件の中から大賞に「清水次郎長の生家」(静岡市)が選ばれた。

 1820年に完成し、安政の地震(1854年)での破損を修理した記録が残る木造平屋建てで、現在でも静岡市の資産・観光資源として使用されている。老朽化が激しく、子孫個人が維持管理に取り組む難しさが大きな課題となっていた。大賞特典として、「清水次郎長の生家」には同実行委員会が耐震改修や建て替えのファンドを組み、耐震活動など保存活動に無償で協力する。
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