2015/02/12

【Uluru】キクシマが関内ビルにギャラリー開設

横浜市の総合建設業、キクシマ(横浜市港南区、菊嶋秀生社長)は6日、キクシマ関内ビル(中区北仲通3-34-2)地下1階に設置した「Future Design Gallery Uluru」の始動を記念して、交流会を開いた。設計界や横浜青年会議所の仲間ら約60人が集まり、街の活性化を生み出す新たな空間の誕生を祝った。
 交流会は同ビル4階と地下1階を使用。菊島社長は「『ウルル』という名称はオーストラリア大陸にある世界遺産・エアーズロックの現地の言葉。地殻が動き何かが生まれてくるイメージから名付けた。定期的にいろんな分野の人々が集まり、交流を深められる場所にしていきたいと思っている。交流会は今回が1回目。今後も2カ月に1回ぐらい開き、基調講演や展覧会などを行い、若い芸術家やデザイナーなど、これからの人を応援する場を提供していきたい」とあいさつした。
 同施設は絵画や写真、作品などの展示ギャラリー、映像作品や演劇などのさまざまな芸術活動を発表する場として活用する。キッチンやテーブルを使用したパーティー会場としての利用も可能で、会議室など多目的に利用できるスペースとなる。27日からは3日間にわたり、大野愛さんの個展「みてしがな」の開催を予定している。

Related Posts:

  • 【サンドバイパス】国内初! 河口の堆積砂を浸食海岸に移す一石二鳥の技術 架設桟橋から斜杭を打設 毎年150ha以上の国土が海岸浸食によって失われている。静岡県・太田川の河口にある福田漁港は、土砂の堆積に悩みを抱えている漁港の1つ。河口側の航路に土砂が堆積するため定期的に浚渫しなければならない一方、漁港を挟んだ潮流の下手側、浅羽海岸は浸食される。こうした課題を解決するために投入されたのが日本初の「サンドバイパスシステム」だ。堆積する土砂を吸い上げて、浸食する海岸に砂を送る。静岡県が発注し、五洋建設などが施工を進… Read More
  • 【高さ35m】ららぽーと建設用地に大噴水 立飛HD 多摩モノレールの立飛駅~高松駅間に大規模な噴水が出現--。不動産事業を展開する立飛ホールディングス(HD、東京都立川市)は、多摩モノレール東側沿いの立川市泉町の同社所有地に、6月初旬までの期間限定で、噴水を整備した=写真。モノレールの通過に合わせて高さ35mまで水を噴き上げ、さまざまな噴水デザインを披露し、夜間には噴水を色とりどりの光でライトアップした“光の水柱”が乗客の目を楽しませている。時間は午前7時から午後9時まで。噴水の周辺には花… Read More
  • 【窓学】5月31日から『WINDOWSCAPE』展で研究成果を紹介 YKKAP ミラノサローネに出展したインスタレーション YKKAPは5月31日から6月15日まで、東京都港区の東京ミッドタウン・デザインハブで、塚本由晴東工大大学院准教授(アトリエ・ワン共同主宰)と7年にわたって取り組んできた窓学の研究成果を紹介する「窓学『WINDOWSCAPE』展」を開く。  同展は、4月にイタリアのミラノで開かれたデザインの祭典「ミラノサローネ」で両者が発表したWINDOWSCAPEの帰国展も兼ねている。窓のふるまい学などをテー… Read More
  • 【大和ハウス】「ダイワユビキタス学術研究館」を東大に寄贈 設計は隈研吾 大和ハウス工業は14日、東京大学に寄贈したダイワユビキタス学術研究館=写真=の内覧会を開いた。今後、ユビキタスコンピューティング研究の拠点として活用する。施工は大和ハウス工業、設計は東大の隈研吾教授、総合監修は同じく大学院情報学環の坂村健教授が務めた。  大和ハウス工業の樋口武男代表取締役会長は「世界に羽ばたく技術をつくるために使われてほしい」とした上で、施設について「自然との調和がうまくいった建築であり、ここで新しい発想の若者が育つことを… Read More
  • 【BIM】テンプと提携、即戦力オペレーター100人育成 グラフィソフト ※写真はイメージです グラフィソフトは、総合人材サービスのテンプスタッフと業務提携し、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)ソフト『ArchiCAD』のオペレーター育成をスタートした。2014年度中に100人のオペレーターを育成し、ニーズが高まるBIMプロジェクトへの人材要求に対応する。  東北復興の本格化と東京五輪の開催を背景に、今後の建設投資は増加傾向にあり、建築現場の技術者に加え、設計に携わる建築CADオペレーター… Read More

0 コメント :

コメントを投稿