作品集は、同社が実践している“情熱とやりがいプロジェクト”の一環として発刊した。同プロジェクトでは8つの経営施策を掲げており、このうち「情熱とやりがいの見える化」として、同社が計画・設計した「施設・技術」に着目した。
計画・設計した施設や、どこに導入・活用された技術を社員同士が情報共有することに加え、社員の家族に対してもインフラ価値や仕事の意義を伝えることを目的に作成した。冊子を通じて学生に情報発信し、建設コンサルタントの仕事を理解してもらう狙いもある。
作品集は、「(東北地方の)復興を支える橋」「海上の橋」「橋の再生・再利用」「橋梁技術者の活動」「オリエンタルコンサルタントの橋梁史」で構成。それぞれの橋梁について、諸元や同社の役割、プロジェクトメンバー、橋梁の説明などを記載している。
発刊部数は5000部。A4版で50ページ。今後は、交通、トンネル、河川など、その他の分野でも作成を検討しており、1年に1冊を目安に発刊を継続する。3年後の創業60周年をターゲットに、社会インフラに対する同社の培った技術や情熱を振り返るとともに、未来につなげていきたいとしている。
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