2015/02/21

【日本コムシス】通信建設業界に来たれ! 学生向け「1Dayインターンシップ」開始

日本コムシスは今期から、学生向けのインターンシップを始めている。13日から20日にかけて、さいたま市にある大宮研修センタで「コムシス1Dayインターンシップ」を開催、有線と無線の通信について学生の業界研究に生かしてもらう。13日は光ファイバーの接続などを社員が講師となって学生が実習し、通信建設業界の仕事内容ややりがいなどを学んでいた=写真。今後も継続して開催し、学生の同社や業界に関する関心を高めていく考えだ。

 今回のインターンシップは、3月の就職活動解禁を前に業界研究の場になるよう開催した。1日当たり約15人が参加し、通信の仕組みなどを座学と実技で学んでもらう。日程の前半は光ファイバーなど有線の通信を、後半は携帯電話などモバイルを対象にしている。
 初日となった13日は、光ファイバーケーブルの接続などを実習した。技能五輪の出場経験のある講師が、光融着接続やLANケーブル接続を実演。ケーブルの被覆をはぎ取り、アルコールで洗浄してから接続する作業を紹介した。わずかなズレでも接続が完了しない状況を見せながら、正確性や迅速性の重要さを伝えていた。学生からは、接続のための装置の形状などを質問するなど、熱心に見入っていた。
 その後、学生自身も作業に挑戦し、メカニカル接続技術やLANケーブル、4心ケーブルの接続などを実施。うまく接続できない状況に、学生は悪戦苦闘しながらも集中して作業に挑んでいた。
 指導に当たった同社人材育成部人事部門採用担当の伊豆有香さんは「学生も自発的に興味を持ち参加の応募があった。就職活動の解禁が後倒しになり卒業研究との兼ね合いが難しいが、インターンシップを通じて認知度を高めていきたい」と話している。
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